ストーリー
遠い遠いあるところに勇敢な若い鳥がいました。
その鳥の名前はシッキー。彼はある日、冒険の旅に出ました。
シッキーは美しい青い翼を羽ばたかせ、広い海を越え、たくさんの場所へ旅をしていました。
ふと「ずっとひとりで飛んでいるのはさみしいなあ」と思ったシッキーはピンク色の羽根をしたとてもかわいい妹、サンディのことを考えました。
でもこのときはサンディはまだ幼く、いっしょに旅をすることはできませんでした。
ある日、どこかから素敵な歌が聞こえてきたので、シッキーは呼び寄せられるように歌が聞こえるほうへ飛んでいきました。
すると、日の光が輝くPICの美しいビーチにたどり着きました。
そこは見るもの、聞くものすべてがとても素敵で、笑い声や楽しさにあふれる、まさにシッキーがずっと憧れていた場所でした。
周りには楽しそうに遊ぶ家族連れがたくさんいます。
「こんなに楽しい場所があったなんて!」とシッキーは思いました。
この日からPICでの素敵な毎日が始まりました。
シッキーはPICの人たちに愛され、お友達もたくさんできました。
アクティビティは楽しく、食べ物も美味しく、いままで経験したことがないほど楽しい日々を送りました。
きらきらとまぶしい太陽のなか、毎日お友達やクラブメイツと過ごしていると
時間があっという間に過ぎていきました。
「いろんなところを旅して、最高の場所を見つけたぞ。もう旅は終わりにしよう」
シッキーは兄弟姉妹と仲良く遊びに来ているお友達を見ると、いつもとてもうらやましく思っていました。
いつしか、ここでサンディと一緒に遊びたいと願うようになっていました。
そんなとき、シッキーがPICで楽しく過ごす写真を家族に送ると、サンディから電話がありました。
「ねぇシッキー、私もそっちに行っていいかなぁ」
「もちろんさ!」
まもなくして、シッキーが来た時と同じように美しい歌に導かれて、サンディがPICにやってきました。
再会を果たしたふたりは抱き合って喜びあいました。
「ほんとうに素晴らしいところね! やっと夢が叶ったわ!」
それ以来、シッキーとサンディはずっと一緒に、PICに遊びに来るお友達と楽しく毎日を過ごすようになりました。
今日もふたりは大きな翼を広げて笑顔で皆さんをお出迎えしています。